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こんにちはURBANCRAFT保です。

以前より話をしていた美容室の二極化が早いスピードで進行してます。

適正価格のサロンと低価格のサロンの二極化です。

現状、昔ながらの適正価格のサロン形態だときびしいサロンが増えてきて、低価格のサロンにシフトを変えている状態が増えています。

低価格でもサロンの利益が出るように、固定経費を下げ、人件費を下げ、施術時間の短縮をし、利益が出るように設定してるサロンです。

カラーとカットを2時間で1万円の価格と

カラーとカットを1時間で5000円の価格です。

わかりやすくすると。

どちらも時間の単価は1時間5000円。

数字だけ見ると同じですが、仕事内容は大きく変わります。

美容師の仕事量は2倍から3倍に変わるので、それに見合った仕事しか出来ません。

効率重視の仕事になります。

どれだけ数多くのお客様をこなすか?が重要になります。

100人のお客様の20%が再来されて、20人。

40人のお客様50%が再来されて、20人。

どちらも20人のお客様が再来されます。

100人こなして20人。

40人丁寧に仕事をし20人。

数字は同じ20人。

こだわらず仕事をし100人こなして20人。

こだわって仕事をし40人のなかの20人が再来されます。

こだわらず100人こなした仕事では技術の向上はありえません。

こだわって仕事した40人では技術の向上が見込めます。

こだわらず100人こなした仕事の美容師はお客様に忘れられてしまいます。

こだわった仕事の40人はきっと美容師のことを頭の隅に置いておく可能性が高い。

2割の美容師は1000円カットや激安のカラー専門店で3倍働き、

6割の美容師は格安サロンで2倍働き、

2割の美容師は適正価格でこだわった仕事をします。

適正価格でお客様に支持を頂くために並々ならぬ努力と継続を求められます。

何年もの下積みが必要になります。少しずつ少しずつしか技術の向上は出来ません。

簡単にはうまくならないわけです。

若い美容師が適正価格のサロン美容師に為るためには、努力と継続を重ねてきた先輩美容師を超えなくては2割の美容師の中には入れません。

結果が出なくてもこつこつ技術を向上させる。

一人一人丁寧に仕事をしていれば必ず技術は向上するし、じっくりと自分の仕事に向き合うことが出来ます。

しかし、こなし仕事では自分の仕事を深く追求するよりは、より効率よく、より経費をかけずという仕事になっていきます。

最終的には時間をかけずに効率を追う美容師と、

質を追う美容師の2極化が生まれます。

質を追う美容室ではお客様を担当するチャンスはもらいづらいし、数も少ないわけです。

その中ですぐに結果を出すのは難しい。

その少ないチャンスで結果を出すためにはそれなりの力が必要。

技術向上のために低価格サロンで勤務しても、適正価格で勤務出来る能力は身につきにくい。

結局、適正価格のサロンで活躍するためには辛抱強く頑張るしかないわけです。

低価格サロンの教育と適正価格を頂けるサロンの教育は根本的に違います。

質を追うサロンと効率を追うサロンですから、教育も必然的に変わります。

サロンの重要な項目が違いますから。

アシスタントをスタイリストにするためのスタイリスト育成というのも既に崩壊し、こうすればスタイリストとしてやっていけると言うものが無くなりつつあります。

と言いますか、ベテランスタイリストでさえ売れ方がわからない状態が多いのです。

結局は低価格でやっていくほかない状態です。

適正価格でお客様に支持を頂くためのハードルが高いのが現状。

いわゆる普通の美容師になるのが難しい。

普通に適正価格で仕事をするには2割の美容師に勝たなければいけません。

その為には周りの美容師がやってないこと、特殊なサロンメニュー等が必要になり、

周りとは違う教育を受ける必要があります。

マニュアル通りにスタイリストになっても、低価格のサロンに行き着いてしまうわけです。

なので、SNSやスタイル写真ブログ等のプラスアルファの付加価値で差をつける他ありません。

しかし、周りと差を作れる美容師になれれば全く問題ではないのですが、

その為にはこつこつと自分と向き合い技術を磨く期間がどうしても必要。

どっちが正しいかはわかりませんが、美容室の2極化、美容師の2極化は避けられない。

一部のサロンのみは技術を少ない後輩に伝承していきます。

後はその他大勢の美容師の中に埋まってしまうでしょう。

昔の先輩方はとにかくうまかった。

しかし、美容室がビジネスに汚染され技術の継承がなくなりうまいだけの先輩美容師は減っていき、ビジネス上手な美容室、美容師が増えました。

明らかに全体的な技術レベルが低下した美容界。

しかし、低価格のサロンも増え。自然淘汰が始まり、今の美容界は原点回帰に向かっています。

30歳になると美容師は下り坂と言うのはありません。

若さだけを武器に技術の向上を図らなかった美容師が消えていくだけ。

若さに勝る深みをみにつければまったく問題はありません。

数をこなす仕事に未来はないのは明白。

結果がすぐにでなくても亀のようにこつこつやっていく美容師が結局は長い間美容師として活躍が出来ます。

お客様も低価格のサロンをとっかえ引っ変えしていても、けして求める「美」にはたどり着かないこと。

こなし仕事をされていても、本当の美容を知らないで美容室に通い続ける可能性が高い。

美容師も本当の美容師の仕事を知らないで終わってしまう可能性が高い。

自分が若い美容師の道標になれるように、

見本となれるように、

常に時代を見据え、今目指すべき美容師の形を時代の先端でやっていきたいと思ってます。

それではまた明日

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